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エトー獲得にひと肌脱いだトルコ外相 交渉のため自家用機を貸し出し

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 政治家は地元の発展に貢献するものだ。トルコのメブリュト・チャブシュオール外務大臣はそのために、地元クラブの有名サッカー選手獲得に一役買って出た。サンプドリアFWサミュエル・エトーの獲得を目指すアンタルヤシュポルのために、プライベート機を貸し出したのだ。

 1月にエバートンからサンプドリアへ移籍したエトーは、先日からアンタルヤシュポルへの移籍が取りざたされている。イタリアの一部メディアは、エトーがトルコ移籍を決断したとし、移籍成立は近いと報じた。

 アンタルヤシュポルの会長は22日、ミラノ入りしてエトーと交渉。22日時点でまだ取引は成立していないが、近いうちに合意に達するとも言われている。

 同クラブの会長がミラノに向かうのに協力したのが、アンタルヤシュポルの本拠地アンタルヤ出身のチャブシュオール大臣だ。クラブは公式声明で、大臣の自家用機でミラノに向かったことを認めており、大臣に感謝の言葉を送った。ただし、費用についてはクラブが負担したという。

 アンタルヤシュスポルは大臣の期待に応え、エトー獲得を実現させることができるだろうか。

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