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評価はガタ落ち コリンチャンス会長:「パトの獲得を後悔している」

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 期待は時に、その大きさの分だけプレッシャーに転じることがある。期待を集め続けてきた元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトに、コリンチャンス会長がひどいコメントを残している。

 パトは17歳でセリエAの名門ミランへ移籍。出場できるようになるとすぐに頭角を現した。

 順調に成長しているかに思われたが、負傷などもあり調子を落とすと、自身の希望もありミランを離れることになった。2013年に、4年契約でコリンチャンスに加わった。

 だが、母国でも調子は上向いてこなかった。1年後にはサンパウロにレンタルに出された。

 それでもイタリアでは、まだ期待をかけられているようで、ラツィオが獲得に乗り出すとの噂がある。この機会を逃すまいとしているのは、パトだけではない。コリンチャンスのロベルト・ジ・アンドラーデ会長も本気だ。

 なぜなら、自身の選択が誤りだったと考えているからだ。『ESPNブラジル』に、こう話した。

「パトを買ったことを後悔している」

「だが失敗したのは、パト自身のミスによるものだ。当時は、誰もパト獲得に反対しなかった。パトを売れるようにと、昼も夜も祈っているというのは周知の事実だ」

 長らくプロの舞台で活躍してきたパトだが、今年9月で26歳と、まだまだこれからのはずだが…。

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