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シャビがバルサで“最後”のインタビュー「新たな人生の始まり」

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 今季限りでバルセロナを退団し、来季からアルサッド(カタール)でプレーするMFシャビ・エルナンデスが、バルセロナの公式サイトで“最後”のインタビューに応じている。

 バルサでの最後のシーズンに2度目の3冠を達成したシャビ。計25個のタイトルを獲得し、クラブ歴代最多出場記録を持つ35歳のMFは「時間が経てば、アンドレス(イニエスタ)やレオ(メッシ)が、その記録を来年にも超えるだろう」と、いずれはFWリオネル・メッシらが自分の記録を塗り替えることになるだろうと話しつつ、自分自身のキャリアには満足していると語った。

「バルサが僕に与えてくれた幸せで十分だ。バルサは僕の人生だし、僕はとても幸せだ。僕のキャリアはタイトルに価値があるわけじゃない。本当に価値があるのは、共に楽しく過ごしたチームメイトとの時間だ。僕は満足感と誇りを胸に去って行く」

 シーズン後も街ですれ違う人々からは感謝の言葉をかけられるという。「人々は街で僕を見かけると、呼び止めて、ありがとうと感謝してくれた。バルサでプレーできたことに、そんな栄誉を手にしたことにお礼を言うのは僕の方なのに」。感謝するのは自分のほうだと話すシャビ。「バルサにありがとう。そして、優しさをくれた人々にありがとうと言いたい。僕はとても満足しているし、すべてのサポーターにお礼を言いたい」と、感謝の言葉を繰り返した。

 13年7月に結婚したヌリア夫人は現在妊娠中で、今年12月に第一子を出産予定だ。「子供を持つことは多くのことを考えさせられる。人生の新たなステージが始まる。全員でカタールに行き、年末に親になる……。新たな人生の始まりを楽しみたい」。新天地で新たな家族を迎え、シャビが“第2のキャリア”をスタートさせる。

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