日本代表MF本田圭佑の所属するミランは6日、パルマから19歳のMFホセ・マウリを獲得したと発表した。契約期間は2019年6月30日までの4年間となっている。

　昨季のパルマでは31試合に出場し、2得点を記録したマウリ。パルマの下部組織では“司令塔”としてプレーしていたが、トップチームへの昇格後はおもにインサイドハーフが主戦場だった。しかしパルマは破産し、4部相当のアマチュアリーグへの降格が決定。19歳MFの新天地はミランに決まった。

　イタリア『スカイ』によると、アルゼンチン生まれのマウリにとって、憧れの選手はアルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノ(バルセロナ)だといい、ミランに在籍した選手のなかでは、ジェンナーロ・ガットゥーゾ氏が手本だという。マウリは「運動量や根性という点では、僕とガットゥーゾはとても似ていると思うよ」と話している。

　移籍するにあたっては、クラブのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役から直接連絡があったといい、「ミランの助けになりたいし、このクラブでさらなる成長を遂げたい。ガッリアーノ氏はアルゼンチンにいた僕に直接連絡をくれたんだ。これは大きな決め手になった」と明かした。

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●2015-16シーズン欧州移籍情報