beacon

ファン・ペルシー「ファン・ハールから『誠実な』チャンスは与えられなかった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 マンチェスター・ユナイテッドからフェネルバフチェに移籍したFWロビン・ファン・ペルシーが、ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督に「誠実な」チャンスをもらえなかったと不満をうかがわせた。

 トルコへの移籍を決断したファン・ペルシーは、4月のチェルシー戦で敗れた際に、ベンチに座ったままで起用されなかったことから、疑問を抱いたという。イギリス『サンデー・タイムズ』でのコメントを、『ESPN』など複数メディアが伝えた。

「あれが、正しい方向に向かっていないという最初のシグナルだった。プレー時間を積むためにリザーブチームでのプレーを求めたけど、その後もまたベンチだったんだ」

「僕とルイスの雰囲気は変わった。クラブの人たちも分かっていたはずだ。でも、僕は常にプロフェッショナルだった。そのときは移籍を考えていなかったんだ。妻も子供たちも、僕もマンチェスターで幸せだったしね」

 だが、5月20日の恒例のゴルフデーで、ファン・ペルシーは指揮官から新シーズンで構想外だと言われたという。

「バカンスから戻り、ゼロからスタートできると思っていた。でも、彼はその前に僕に対する考えを変えていたんだ。オランダ代表の監督になったとき、彼は『君は3番手のストライカーだ』と言われた。僕は『O…K…』と答えたよ。でも、僕は戦い、1番手になり、キャプテンにもなった」

「でも、(ユナイテッドでは)僕が戻ってきたときに、もう誠実なバトルはなかったんだ。チームに戻るために戦うという選択肢は与えられなかった。彼はリザーブチームに僕を送ったんだ。そして僕は成熟した選手であり、バカじゃない。怒ったり、感情的にはならなかった。これもサッカーの、人生の一部だ。どんな状況でもベストを引き出さなければいけない。だから僕は前進することにした」


●プレミアリーグ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP