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マンCの塩対応に怒りの炎 ベトナム人ファン、チケットを燃やして猛抗議

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 なめるなよ、プレミアリーグ! マンチェスター・シティのプレシーズンツアーの行き先でベトナム人男性が、衝撃的な行動に出た。ファンならではの愛情の強さが一転、怒りの炎に転じ、その様子を収めた動画が話題になっている。

 ベトナム代表とのプレシーズンマッチのため、シティはベトナムに到着していた。選手たちに会うために、チームが宿泊しているホテルには複数のファンがやって来ていたという。

 ファンは熱心だった。選手たちに話しかけ、ベトナムについてコメントを求めようとした。DFアレクサンドル・コラロフは、サムアップ(親指を立てる)のポーズで対応。MFダビド・シルバは「アイ・ラブ・ベトナム」とコメントした。しかし、ほとんどの選手は無視していたという。

 数人が反応してくれただけでも十分とも思えるが、あるファンは満足できなかったようで、思いもよらない行為に及んだ。目には目を、塩対応には塩対応を、ということだろうか。なんと苦労して入手したチケット10枚を燃やすという大胆な行動で失望と怒りをアピールしたのだ。

 チケットの料金は、現地の平均収入の約2週間分にあたるという。その“高価”なチケットを燃やす動画がインターネット上にアップされると、イギリス『インディペンデント』など、複数のメディアが報じる事態となった。

 ただし、大半の英国メディアのファンに対する反応も「塩対応」だった。『インディペンデント』は「マンチェスター・シティはベトナム代表に8-1と大勝した。こんな結果になったのだから、現地のファンはチケットを燃やして正解だったと思っているかもしれない」と、結んでいた。


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