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補強に慎重なベニテス 「今いる選手たちより優れた選手でなければならない」

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 レアル・マドリーは30日に行われたインターナショナル・チャンピオンズカップのミラン戦に0-0からPK戦で勝利を収め、中国ラウンド優勝を飾った。ラファエル・ベニテス監督の試合後のコメントをスペインメディアが伝えている。

 3日前のインテル戦の勝利に続いてミランもPK戦で下し、マドリーは今大会を90分間での2勝とPK戦での2勝で終了。オーストラリアラウンドと中国ラウンドをどちらも制することになった。

「ミランは移動がなく、7日前からここにいた。当然ながら彼らの方がリズムが良く、プレスをかけられていた。ピッチが固かったのも見てのとおりで、やりやすくはなかったが、後半にはリズムが下がったことでボールをより持ちやすくなったよ」

 前半はケイロル・ナバス、後半とPK戦ではキコ・カシージャがゴールを守ったが、レギュラー争いの見通しに関しては明言を避けた。

「前半はケイロルがレギュラー、後半はキコがレギュラーだった。どちらのハーフにも良いGKを起用することができたし、ベンチには3人目として若い(フェルナンド・)パチェコもいた。仕事を続けていけば徐々に色々なことが決まっていくだろう」

 さらなる補強の可能性も否定はしていないが、チームの強化につながる選手でなければならないことを強調している。

「このチームには良いメンバーがそろっており、仕事を続けていくべきだ。さらに誰かが加入するのであれば歓迎するが、今ここにいる選手たちより優れた選手でなければならないだろう」

「11人ではなく、メンバー全員と一緒に仕事をして、全員が成長できるようにしていきたい。もちろん、ほかの選手たちより重要な選手というのはいるが、今重要でない選手たちがシーズンを通して重要になっていくように取り組んでいきたい」

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