セビージャは、ユベントスFWフェルナンド・ジョレンテ獲得に動きを見せているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。

　今夏ドルトムントからFWチーロ・インモービレを獲得したセビージャだが、昨季公式戦49得点を記録したFWカルロス・バッカ(現ミラン)の穴埋めには苦労することになりそうだ。そこで、クラブは移籍市場が閉まるまでにもう1人ストライカーを加える意向だという。

　インモービレを買い取りオプション義務付きのレンタルで獲得したセビージャ。今夏の移籍金が浮いたことで、ジョレンテ獲得に動いている模様だ。すでに接触があったのはユベントスが認めている。セビージャは1200万ユーロを準備しているようだが、ユベントス側は1500万ユーロを要求しているとみられる。

　また、セビージャはジョレンテ自身の説得にもあたらなければいけない。現在ユベントスで年俸450万ユーロを受け取る同選手に対して、セビージャのオファーは年俸225万ユーロの4年契約だとされる。選手個人との合意にこぎ着けるためには、スポーツ的な側面での魅力を語る必要がありそうだ。

　それでも、2015-16シーズンのチャンピオンズリーグに出場するセビージャは、ジョレンテにとって悪くない選択肢だ。また昨季GKセルヒオ・リコ、MFアレイクス・ビダル(現バルセロナ)、FWビトロがセビージャからスペイン代表に招集されたことも代表復帰を目指すジョレンテには好材料になると言える。

　ジョレンテは、2013年夏にアスレティック・ビルバオからユベントスに加入した。この夏、大型ストライカーのスペイン復帰は実現するだろうか。

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