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ホームでの初公式戦に臨むトゥヘル 「楽しみで仕方ない」

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 ドルトムントは6日、ヨーロッパリーグ(EL)予選3回戦セカンドレグで、ボルフスベルガーをホームに迎える。トーマス・トゥヘル監督は、本拠地シグナル・イドゥナ・パークでのシーズン初公式戦を楽しみにしている。

 5日の会見でトゥヘル監督は、後半に苦しみながらも1-0と逃げ切ったファーストレグを振り返り、「相手セットプレーの対応」を課題に挙げつつ、相手に初めてチャンスを許したのは64分だったことを指摘し、「全体的には勝利に値した」と、チームのプレーには満足している様子をうかがわせた。

 セカンドレグに向けて「相手をより圧倒すること」を求める同監督は、次のように語った。

「ピッチは最高な状態だ。フラッドライトに照らされたこのスタジアムで公式戦に臨むことが楽しみで仕方ない。予選の試合に6万人以上が訪れるクラブはほかにあるのだろうか?サポーターたちのその姿勢がこのクラブの特徴だし、彼らから発せられるエネルギーをずっと楽しみにしていた」

 トゥヘル監督は以前、ファーストレグではGKロマン・ビュルキ、セカンドレグではGKロマン・バイデンフェラーを起用することを明かしていた。「ものすごく経験豊富なGK」(バイデンフェラー)と「若い新加入のGK」(ビュルキ)が正守護神の座を争う状況だが、正GKの決定についてはこのように述べている。

「最終的な決定を下すタイミングはまだ決めていない。この決断は慎重に下さなければならない。GKの選択はフィールドプレーヤーより根本的な要素が含まれていると見られるからね。だが、(リーグ戦で控えのバルセロナGK)マーク・アンドレ・テア・シュテーゲンが国内カップやチャンピオンズリーグを制覇したチームの守護神を務めたように、いろんな考えがあるということだ」

 特にMFで数多くの選手を抱えるドルトムント。メンバーを固定してシーズンに入るか、それともターンオーバーを重視するか、との質問にはこのように返答した。

「それはシーズンに入ってから決まるだろう。それぞれにメリットがあるからね。我々は高いレベルで厚い選手層を必要としている。年内30試合前後こなすことを希望しているからね。マインツではほぼ1シーズンの試合数だよ。才能だけではなく、3日ごとに最高なパフォーマンスを出せて、常に次に切り替えることができるパーソナリティーも必要なんだ」

 MF香川真司はボルフスベルガーACとのファーストレグでは途中出場している。GKと同様、MFも当面は先発メンバーとベンチメンバーの固定はなさそうだ。

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