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マドリーのデ・ヘア獲得は見送りか フリーになる来夏獲得へ?

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 レアル・マドリーは、今年の夏の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘアを獲得することを断念するのかもしれない。スペイン『アス』が伝えている。

 マドリーがGKイケル・カシージャスの後継者としてデ・ヘア獲得を望んでいることは以前から盛んに取りざたされ、この夏の移籍の可能性は高いとも見られていた。だが実際のところ、ユナイテッドとの交渉に進展はないようだ。

『アス』によれば、今回の移籍市場で選手放出による大きな移籍金を獲得していないマドリーは、デ・ヘア獲得に対して2500万ユーロ以上を提示する意思はないという。だがユナイテッドは少なくとも4500万ユーロを要求し、その差はあまりにも大きいと見られる。

 デ・ヘア獲得が決まらないままカシージャスがポルトへ移籍したことで、マドリーは新GKとしてエスパニョールからキコ・カシージャを確保。そのカシージャや、昨季の第2GKだったケイラー・ナバスがプレシーズンに好プレーを見せていることも、デ・ヘア獲得を急がない理由だと考えられる。

 いずれにしてもデ・ヘアは残り1年となったユナイテッドとの契約を延長しておらず、来年夏にはフリーでの移籍が可能となる。そのときこそマドリー入りが実現するのかもしれない。

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