マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、8日に行われたプレミアリーグ開幕戦のトッテナム戦終了後、GKダビド・デ・ヘアの残留を当然望んでいると述べた。

　ファン・ハール監督はトッテナム戦で、レアル・マドリーへの移籍が騒がれているデ・ヘアが集中できていないとし、メンバーから外す決断をした。指揮官は試合後、デ・ヘアについて次のように述べている。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「デ・ヘアは再びユナイテッドでプレーできるか?　もちろんだ。我々は自分たちが望む選手たちを獲得するのに大金を払わなければいけない。だから、売らなければいけないときは同じレベルで売りたいんだ。もちろん、我々は彼を残したいと思っている。この2年のチーム最優秀選手だよ」

　デ・ヘアに代わってユナイテッドのゴールマウスを守ったのは、この夏に加入したGKセルヒオ・ロメロだ。ファン・ハール監督はロメロを称賛している。

「我々はデ・ヘアの準備を見てきたが、彼は昨年のデ・ヘアではなかった。もちろん、9月1日になって状況が明確になれば、再び様子を見る。だが私は、セルヒオがうまくやったことをうれしく思っているよ。彼は2回、我々を救ってくれた。彼のビルドアップを改善していかなければいけないが、セルヒオはチームと練習してまだ2日だ」

　また、ファン・ハール監督は『BTスポーツ』で、ロメロら新戦力の選手たちをたたえ、中でもDFマッテオ・ダルミアンを称賛した。『インデペンデント』が伝えている。

「彼らがオールド・トラフォードでプレーするのは初めてだった。常に難しいものだ。だが、パフォーマンスは気に入ったよ。特にダルミアンのパフォーマンスがね」

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