リバプールから事実上の戦力外となっているイタリア代表FWマリオ・バロテッリだが、このまま残留すれば数千万円のボーナスを手にすることになりそうだ。

　昨年夏、バロテッリはミランからリバプールに週給7万ポンド(約1350万円)の4年契約で加入した。しかしプレミアリーグでのスタメン出場はわずか10試合、そのうちゴールはたったの1つと苦戦し、シーズン中からシーズン後の放出は決定的とされてきた。しかし、チームではトップチームの練習からも外れている現在でも移籍先は決まっていない。

　『ミラー』によると、バロテッリはリバプールと移籍市場が終わり次第すぐに支払われる契約を結んでおり、残留すればその時点で約2千万円とみられるボーナスを獲得することになるのだという。

　バロテッリ売却に積極的なリバプールは、噂されるラツィオやサンプドリアが獲得に乗り出せば、給与の6割を負担してまでも放出と考えているという。しかし同紙は、バロテッリ本人はミラン在籍時に苦しんだイタリアでの差別がトラウマとなっているようで、マンチェスター・C時代の友人がいるイングランドから離れたくないと考えているようだとしている。

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