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アップで女性にシュートを当て謝罪したルカク、その後2ゴールで指揮官は「毎試合やってもらおうかな」

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 思わぬミスが、好結果をもたらした? エバートンは15日に行われたプレミアリーグ第2節でサウサウンプトンに3-0で勝利。この流れを維持したいロベルト・マルチネス監督は、試合前に起きたアクシデントも試合に向けたルーティーンに加えたいと冗談を飛ばしている。

 試合前、ウォーミングアップをしていたFWロメウ・ルカクはシュートを大きくふかして、スタンドに蹴り込んでしまう。このボールが不幸にも、座っていたサウサンプトンファンの女性に当たってしまったのだ。

 ルカクは心配そうにスタンドを見てからスタンドに入り、階段を上がっていき、女性の下へ歩み寄った。そして、女性が無事であることを確認してから、お詫びとして着ていたウェアをプレゼントした。

 その後の試合で、ルカクは先制点を含む2ゴールを決める大活躍。試合後に、試合前のエピソードを知っていたかと聞かれたロベルト・マルチネス監督は「いいや、その出来事は知らなかった」と答えてから、ユーモアたっぷりに言葉を続けた。

「もし、そういうことが起こっていたのなら、彼は毎試合前に、シュートを女性に当てた方がいいのかもしれないね。次の試合から準備の最後に、ちゃんとやったか確認するよ」

 エバートンは次節、ホームにマンチェスター・シティを迎える。首位に立つ相手との一戦だけに、どんなゲン担ぎでも行っておきたいというのは、本心かもしれない。

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