レアル・マドリーのラファエル・ベニテス監督は、今季から就任したチームで攻撃的なサッカーをファンに提供することを約束している。FWカリム・ベンゼマのゴール量産への期待も口にした。

　現役時代にレアル・マドリー・カスティージャ(マドリーB)でプレーし、同チームの指揮も経験したベニテス監督は、この夏20年ぶりにマドリッドに帰還。23日にアウェーでのスポルティング・ヒホン戦でシーズン開幕を迎える。

　新たな挑戦のスタートを前に、ベニテス監督はスペイン『パイス』のインタビューで次のように語った。

「ファンが何を望んでいるかは分かっている。良いサッカーと勝利だ。我々は攻撃的に良い戦いをしたいと思っている。私も0-0は好きではないからね。マドリーはいつもゴールを決められるレベルにあるし、可能なら失点を許さないようにもしたい」

「このメンバーを生かして、常に攻め続けて重要な試合に勝ちながら、シーズン末の5月を迎えなければならない。私もマドリー出身だから期待されることは理解しているし、その期待を受け入れるよ」

　マドリー在籍6シーズンでコンスタントにゴールを決めてはいるが、リーガで年間20ゴールを超えたことは一度しかないベンゼマ。新シーズンはもう一段階上の活躍を見せてほしいと指揮官は期待している。

「ベンゼマは非常に素晴らしい選手だ。私が今年考えていることの1つは、彼が20から25ゴールの壁を破ってくれることだ。私はそのことに強い自信を持っているよ」

「さらにベンゼマに加えて、どのFWを起用しても別のタイプの攻撃を繰り出せるような十分なリソースがある。たとえば(クリスティアーノ・)ロナウドも、非常にヘディングの強い選手だ」

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