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武藤を心配するマインツ監督「頑張ろうとしすぎているのかも」

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 今夏にマインツに加わった日本代表FW武藤嘉紀は、結果を出さなければと自分を追い込みすぎているのかもしれない。マルティン・シュミット監督は、そう懸念している。

 FC東京から飛び立ち、ブンデスリーガへの挑戦を決めた武藤。彼に対して日本でもドイツでも、ファンの期待が高まっている。

 新シーズン開幕戦で、武藤はブンデスリーガでのデビューを果たした。1点を追う状況で交代出場したが、見せ場のないままチームは0-1で敗れた。

 ピッチ上での注目度以上に、普段から大きなプレッシャーがかかっているのかもしれない。指揮官はドイツ『キッカー』に、殺到する取材を鑑みながらこう懸念を語った。

「武藤は特別な注目を浴びていて、それが彼に考えさせることになっている。だが、日本でもそうだったし、それが完璧に後押しになっていた」

「だが今はドイツにいて、こう考えることにつながっているのかもしれない。『僕は注目を浴びている。母国に良いメッセージを送んだ』とね。もしかしたら考えすぎているのかもしれないが、練習を見ていれば分かるはずだよ。ファイトして、得点を奪う。それこそが最高の良薬さ」

 マインツは23日(日本時間24日0時半キックオフ)、ボルシアMGとアウェーでブンデスリーガ第2節を戦う。

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