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ナバスを信頼するベニテス、「FIFAウィルス」には不満

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 レアル・マドリーラファエル・ベニテス監督が、GKケイラー・ナバスへの信頼を強調した。一方で、代表戦で負傷者が出たことへの不満ものぞかせている。

 マーケット最終日に獲得に迫りながら、書類手続きが間に合わずにマドリー移籍が成立しなかったGKダビド・デ・ヘアは、11日にマンチェスター・ユナイテッドとの契約を延長した。

 ベニテス監督は11日の会見で、デ・ヘアについて次のように話している。スペイン『マルカ』や『アス』が伝えた。

「デ・ヘアに関して言うことはない。彼はユナイテッドの選手であり、私はマドリーのGKたちに満足している。明日の試合でデ・ヘアがウチでプレーしないことは保証できるよ(笑)」

「ナバスは、私が完全に彼を信頼していることを知っている。リラックスしており、自信を持っているよ。マーケット最終日、私は彼と彼の奥さん、代理人とディナーをともにした。彼に求めるのは、自分の仕事をしてくれということだけだ。昨日の練習でも素晴らしかった。彼はここにいることを喜んでいるし、私も同じだ」

 マドリーはインターナショナルウィークでMFハメス・ロドリゲスとDFダニーロが負傷離脱した。ベニテス監督は不満をうかがわせている。

「ダニーロは代表に向かうときにケガをしていなかった。ハメスも同じだ。こういうことはある。理由は内部の問題だ。我々は選手たちをコントロールしなければいけない。それができるときもあれば、できないときもある。だが、我々はできることをやらなければならない」

「ハメスは素晴らしい調子だった。その彼が今はケガでいない。我々にとっては問題だ。だが、泣いていても仕方がない。起用可能な選手たちでやらなければいけないんだ。彼のポジションでプレーできる選手は3、4人いる」

 ベニテス監督は、「不必要」な代表戦で選手が負傷することに納得いかないようだ。

「継続的な問題だ。将来に向けて解決策を見つけたい。監督会議で私は試合が多すぎると言ってきた。でも、私がルールをつくっているわけじゃない。彼らは選手たちに不必要な試合に出ることを強いている。重要じゃない試合が多いんだ。公式戦でも、7-0で終わるような試合がね」

「FIFAが補償することは、本当に良いアイディアだと思う。だが、大金の価値がある選手が負傷した場合、彼らはかなりの金額を払わなければならない」

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