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デ・ヘア移籍騒動に"巻き込まれた"ナバス、父親がメディア批判 「スペイン人を望んでいる」

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 レアル・マドリーGKケイラー・ナバスの父親が、スペインメディアを批判した。地元メディアがコスタリカ人であるナバスの実力を公に認めず、スペイン人であるマンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘアの加入を望んだと主張している。

 スペインの移籍マーケット最終日、合意が報じられたデ・ヘアのマドリー移籍は、書類提出が間に合わず成立に至らなかった。デ・ヘアはユナイテッドに残り、トレードされる予定だったナバスはマドリーに残っている。

 書類手続きに関して両クラブが対立している一方で、ナバスの父親は「最も大事なのは安定」だとし、スペインメディアへの不満を口にした。『マルカ』が伝えている。

「彼ら(スペインメディア)はレアル・マドリーのゴールマウスにスペイン人GKが立つことを望んでいるんだ。中米の選手を受け入れていないんだよ。彼らは(ナバスが)ベストだと知っている。だが、プライドから受け入れないんだろう」

 8月29日のリーガエスパニョーラ第2節ベティス戦を振り返り、ナバスの父親は次のように述べている。

「あれほど多くの人が息子の名前をチャントしてくれて、震えを感じたし、涙を浮かべたよ。マドリーのサポーターは、世界最高のクラブの一つで信頼を勝ち取るのが最も難しい人たちだ。我々はコスタリカを誇りに思う」

「ケイラーは、チームのみんなからサポートされていると言っているよ。マルセロ、クリスティアーノ・ロナウド、ハメス(・ロドリゲス)ら、すべての選手たちが彼を愛しているとね。彼はとても謙虚で、穏やかだからだ」

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