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ダービー勝利に満足も、慎重な姿勢を崩さないマンチーニ 「スクデット? 道のりは長い」

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 インテルロベルト・マンチーニ監督は、13日のセリエA第3節でミランとのミラノダービーを1-0と制し、満足感を表している。だが、優勝の可能性を問われると、先は長いと強調した。

 MFフレディ・グアリンの決勝点で大一番を制したインテルは、リーグで唯一の開幕3連勝。勝ち点9で単独首位に立っている。不振にあえぐ王者ユベントスとの勝ち点差は、早くも8ポイントとなった。インテルのスクデット獲得が可能という声はさらに大きくなっている。

 だが、マンチーニ監督は試合後、次のように語った。イタリアメディアが伝えている。

「勝利は重要だ。我々は良いところも、そうじゃないところもあった。まだトップコンディションにないからだ。今は、順位表は重要じゃない。10~15試合待つ必要がある。スクデット? 道のりは長い。我々はすごくたくさんの仕事をしなければいけないんだ。ユベントス、ローマ、ナポリと、我々よりも整っているチームたちがいる」

「良かった点は、チームをあまり知らない新戦力の2人を使えたことだ。フェリペ・メロは本来の位置で良いプレーをした。(イバン・)ペリシッチは本来のポジションではなく、最初は少し苦しんだけど、彼も良い試合をしてくれたよ。(ギャリー・)メデルのセンターバック起用? 彼はあちこちでプレーできる。ミランダが戻っても出場機会はあるだろう。すべての試合に出るわけじゃないけどね」

 また、マンチーニ監督は愛弟子であるミランFWマリオ・バロテッリにも言及している。

「彼は出場してから我々を苦しめた。彼にシュートを許せば、ピンチを迎えることになる。バロテッリはかなり良かったと思うよ」

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