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ミラン、新スタジアム建設を取りやめか

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 ミランのシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長は、ミラノダービーに満足しているようだ。また、スタジアム問題にも言及し、ミランは今後もサン・シーロで戦い続ける可能性があると語った。

 13日に行われたミラノダービーで、ミランはインテルに0-1と敗れた。だが、スタジアムで観戦していなかったベルルスコーニ氏は、ミランの戦いぶりにも一定の満足感を覚えたようだ。かつて批判したFWマリオ・バロテッリを含め、全選手に納得したと話している。イタリア『スカイ・スポーツ』がコメントを伝えた。

「ようやく美しいダービーを見たね。インテルはとても精力的で、ミランも良かった。私は全員をたたえたよ。バロテッリもね。彼は出場してからチームを強くした。バロテッリにとっては、最高級の選手としてのキャリアを過ごすためのラストチャンスだ。インテルには脱帽だね。だが、ドローで終わることもあり得た。むしろ、その方が内容を反映した結果だっただろう」

 ベルルスコーニ氏は14日、イタリアを訪れていたビー・タエチャウボル氏と会談した。クラブ株式の48%を売却する相手だ。ベルルスコーニ氏は、自身の誕生日である9月29日の2日後、10月1日には取引が完了すると明かし、「一緒に素晴らしい仕事ができると思っている」と述べた。

 そのタエチャウボル氏とともに、新たに「偉大なるミラン」をつくっていく考えのベルルスコーニ氏。だが、スタジアムに関してはサン・シーロで続ける考えのようだ。ミラノのポルテッロ地区に新スタジアムを建設するべく動いていたミランだが、ベルルスコーニ氏はこう明かしている。

「多くのネガティブな考えが出てきたと思う。だから、サン・シーロへの私の愛情が勝ると想像しているよ。チャンピオンズリーグ決勝も開催するから、サン・シーロは美しくなっている。タエチャウボル氏もサン・シーロに残るという案を気に入っているか? イエスだ」

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