beacon

期待の19歳を評価するモウリーニョ

このエントリーをはてなブックマークに追加

 期待の若手アタッカーが、指揮官の評価を高めたようだ。チェルシージョゼ・モウリーニョ監督が、19歳のMFルベン・ロフタス・チークに今後より多くの出場機会を与えることを示唆した。

 チェルシーの下部組織で育ったロフタス=チークは、6月に行われたプレシーズンマッチでの低調なプレーがモウリーニョ監督の怒りを買い、「彼との関係は一歩後退した」と突き放された過去がある。しかし16日のチャンピオンズリーグ(CL)、マッカビ・テルアビブ戦で先発すると、77分に交代するまで見事なプレーを見せた。そんなロフタス・チークについて、モウリーニョ監督は次のようにコメントしている。

「ロフタス・チークは他の選手と定位置を争えるだけの状態にあると思う。非常に高いポテンシャルを持った選手だ。もちろん、こういう選手はしっかり育てなければいけないし、正しい瞬間を見極めなければいけない。だが現実に、彼の成長は重要で、良い状況にある」

 CLでは好スタートを切ったチェルシーだが、プレミアリーグでは開幕5試合で3敗を喫し、苦戦を強いられている。19日にはアーセナルとのホームゲームが控えているが、MFウィリアン、FWペドロ・ロドリゲスは負傷欠場する見込みで、台所事情は苦しい。しかし、ロフタス・チークへの期待について聞かれたモウリーニョ監督は、ここでは明言を避けた。

「(ロフタス・チークが活躍できるかどうか)誰に分かるだろうか? 私は勝つために練習でベストを尽くし、試合でも同じようにするだけだ。どうなるか見てみよう」

●プレミアリーグ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP