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ペップ、オクトーバーフェストの新たな楽しみ方を発見?

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 ミュンヘンの街では、19日から3週間にわたり、オクトーバーフェストが開催される。今年の世界最大のビール祭りでは、プライベートのジョゼップ・グアルディオラ監督が、少し小さめのジョッキでビールを味わう姿を見ることができるかもしれない。

 世界各地から大勢の人が集まるオクトーバーフェスト。クラブの一員として祭りに参加してきたグアルディオラ監督は、大きなジョッキで豪快にビールを飲み干すドイツ人の嗜好に疑問を感じていたのかもしれない。

 ワインの愛好家として知られるグアルディオラ監督は、18日の会見でビールを飲むかと聞かれると、次のように答えている。

「私は、冷たいビールを小さいグラスから飲むのが好きなんだ。でも、ジョッキがあれ程大きいと、3分経ったらビールが冷たくなくなってしまうじゃないか」

 オクトーバーフェストのジョッキは1リットル。あっという間に空にするドイツの人たちも多いが、“賢人”のお好みではないようだ。

 だが、今年はグアルディオラ監督もオクトーバーフェストでのビールを楽しめるかもしれない。ある記者が会見で、”シュニット”と呼ばれる500㏄ジョッキを注文する手があると教えたのだ。

「シュニット? それなら量が半分になるということだね? 分かった。今年こそ、クラブとしてではなく、プライベートでオクトーバーフェストに行ってみたい」

 いずれにしても、グアルディオラ監督は祭りの雰囲気を気に入っているようだ。

「車でセーベナー・シュトラーセ(クラブ練習施設)に向かうと、たくさんの人たちがレーダーホーゼン(男性の民族衣装)やディアンドル(女性の民族衣装)を着て幸せそうにしているんだ。朝8時から会場に行くことは理解できないけどね(笑)」

「でも、私は好きだよ。この街が好きだし、みんなが幸せそうにしていれば、私も幸せだからだ。街のみんながこれからの3週間を楽しめたらいいね」

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