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重傷のバルサMFに何よりの励まし 実兄バイエルンMFが心温まるメッセージ

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 バルセロナMFラフィーニャは、シーズン序盤に大きな負傷を負った。だが、大きな励ましの言葉も与えられた。送ったのは、実の兄であるバイエルンMFチアゴ・アルカンタラである。

 ラフィーニャにとってのチャンピオンズリーグ初戦は、いきなり暗転した。ローマ戦の後半に交代出場した数分後、タックルを受けて負傷退場を余儀なくされたのである。のちに右ひざのじん帯断裂と診断され、今季の復帰は難しいとみられている。

 22歳のラフィーニャには、多くの励ましのメッセージが届いている。バルセロナの同僚、FWリオネル・メッシからのものもあった。

 だが、一番心に響いたのは、ドイツから届いたものかもしれない。実の兄であるチアゴから、心温まるメッセージが届いたのだ。

 長く一緒に時間を過ごしてきた兄弟だからこそ、感じるものがあるのだろう。『インスタグラム』に、こう投稿している。

「今になってようやく、ママが『(ケガをしたのが)あなたのではなく、私のひざだったらよかったのに』と言った気持ちが理解できた。君のことを思うとき、まさに今、僕が感じていることだからね」

 チアゴ自身も、昨季に負傷で苦しみを味わった。だが、苦しみは分かち合い、乗り越えていけるものだと分かっている。

「周囲はいつも、夢を目指して戦わなければならないと、僕らに言っていた。努力して、辛抱するのだ、とね。でも、途上にある壁がこんなに大きくて滑りやすいとは、決して言わなかった」

「でも、僕は君と一緒に、もう一つ壁を登りたい。どれほど高い壁が目にして、一緒に乗り越えたいんだ。今君が生きているこの夢は、夢にほかならない。なぜって、君を待っているものは、君が想像した何よりも大きなものなんだからね」

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