beacon

武藤を高く評価するマインツ指揮官「相手に嫌がられる存在」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 この夏マインツに移籍したFW武藤嘉紀は、すでに指揮官の信頼をがっちりつかんでいるようだ。マルティン・シュミット監督が日本代表FWを高く評価するコメントを、ドイツ『ビルト』が伝えている。

 武藤は初挑戦のブンデスリーガで5節までに4試合で先発し、2得点を挙げるなど結果を残している。豊富な運動量を生かしたプレーに、シュミット監督は大いに満足しているという。

「これまで武藤はうまくやっているよ。たくさん走り、チームのためにハードワークをこなしているね。常に相手に嫌がられる存在になっている。そういう選手が前線に欲しかったんだ」

 マインツでは昨季まで2シーズン連続で岡崎慎司がチーム得点王となった。その岡崎がレスター・シティへと去った今季、武藤は必然的に比較される難しい立場だったが、シュミット監督は岡崎との比較についても、次のように語っている。

「岡崎も昨シーズン、スーパーだったが、これまでの武藤は岡崎にも劣っていないね。だから私も楽だよ」

 5節まで3勝2敗で7位につけるマインツは、23日の第6節でレバークーゼンとアウェーで対戦する。武藤は今後も指揮官の期待に応え、チームをさらなる上位浮上に導く活躍ができるだろうか。


●ブンデスリーガ2015-16特集
●欧州組完全ガイド
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP