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伊紙辛辣「代役がいないから」本田がトップ下で先発へ…バロテッリも初先発へ

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 日本代表MF本田圭佑の所属するミランは、22日に行われるセリエA第5節でウディネーゼと敵地で対戦する。中2日で迎えるリーグ戦のため、ターンオーバーが予想されるが、現状はシニシャ・ミハイロビッチ監督の頭を悩ます事態にあるようだ。

 イタリアメディアによると、本田は3試合連続のトップ下で先発することが濃厚となっている。ただ『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は「代役がいない」とも記す。と言うのもMFユライ・クツカが負傷したことにより、MFジャコモ・ボナベントゥーラを中盤起用から外すことが出来ないためだという。ミハイロビッチ監督は「ちょっとした緊急事態にある」とした上で、次のように話している。

「新しく2人が怪我をしてしまった。(イニャツィオ・)アバーテとクツカだ。しかし私は楽観している。サッカーはいつでも11人で戦うものだし、幸い交代選手もいるからね。メンバーについてはまだ決めていない」

「本田についてかい? 攻撃面でもっと影響力を出さなければいけない。彼には技術がある。それを見せてほしい」

 また、FWマリオ・バロテッリも移籍後初めて先発出場する見込み。休養が与えられるFWルイス・アドリアーノに代わって、前節2ゴールを奪ったFWカルロス・バッカとの2トップ起用が濃厚だ。

「バロテッリのスタメン?その可能性はあるが、まだ決めていない。私が知っているのは17歳のバロテッリと25歳になったバロテッリだけだ。その間のことは知らない。今日も模範的な練習をこなしていた。もっとうまくやってくれると期待しているよ」

 また、シルビオ・ベルルスコーニ名誉会長が、バロテッリのトップ下起用を望む発言をしたことについてもコメント。「会長がバロテッリをトップ下として見ているって?だったら出来るんじゃないか」とかわした。


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