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4戦4発のマルシャルへファン・ハール「地に足の着いた態度で」

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[9.23 キャピタル・ワン杯3回戦 マンチェスター・U 3-0 イプスウィッチ]

 キャピタル・ワン杯は23日、各地で3回戦2日目を行った。マンチェスター・ユナイテッドはホームでイプスウィッチ(2部相当)と対戦し、3-0で4回戦進出を決めた。試合後のルイス・ファン・ハール監督のコメントを英『ミラー』が伝えている。

 指揮官は公式戦4戦4発と結果を残した19歳FWアントニー・マルシャルへ釘を刺した。ファン・ハール監督は「あのゴールは難しいものではなかった。彼はとても謙虚な人物だし、あのゴールがチームメイトのおかげだとわかっているだろうけどね」とコメント。

「こちらが勝っていて相手の動きにギャップも生まれていたから、彼にとってはとても決めやすい状況が2回生まれた。彼のスピードと冷静さがあれば、ゴールを決めることもできるさ」と話し、「リバプール戦でも決めてまたゴールを奪うことができた。その点については喜んでいるが、地に足の着いた態度でいなければならない」とけん制した。

 また、指揮官は初のフル出場を果たした19歳MFアンドレアス・ペレイラを賞賛。この日の試合、1-0で迎えた後半15分にペレイラは直接FKを決めていた。

 殊勲のMFについて、監督は「彼はこの試合でとても効いていた。FKは素晴らしいの一言だ」と言い、「トレーニングでも見せてくれていたから、彼にそういう能力があるのはわかっていた。だからこそFKを蹴らせたんだ」と明かした。

 しかし“鉄のチューリップ”と呼ばれるオランダ人指揮官は「しかし他の選手と同じように、アンドレアスも改善の余地はまだまだたくさんある」と褒めるだけでは終わらせず。

 それでも「ただ結果は素晴らしいものだ。けが人もでなかったし、選手のローテーションもできた。私は幸せな監督だよ」と3回戦突破を喜んだ。

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