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かつての教え子ユナイテッドの神童FWマルシャルを気遣うラニエリ、「時間をかけて…」

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 レスター・シティクラウディオ・ラニエリ監督がかつての教え子であるマンチェスター・ユナイテッドの神童・FWアントニー・マルシャルについて語った。英『スカイスポーツ』が伝えている。

 ラニエリ監督は2012年から2014年にかけてモナコを率いており、2013年夏に3年契約でモナコへ加入してきたマルシャルを指導していた。ラニエリ氏は2014年5月に解任され、モナコを去り、マルシャルは2015年夏にユナイテッドへ移籍した。

 19歳のフランス代表FWは今季2戦3発の活躍で注目を集めている。ラニエリ監督は「彼にとって重要なのはゴールを決めることだった。彼を獲得するためにお金を払った多くの人々が期待しているからね」と語りながらも、「しかし、彼はゆっくりと時間をかけて育てるべき。素晴らしい選手だが、重要なのは冷静に彼を見守ることだ」と気遣った。

「彼が彼の仕事に集中できたなら、非常に素晴らしいキャリアを築くことができると私は信じているよ」

 また、2013年夏にリヨンからモナコへ500万ユーロ(約6億7600万円)でマルシャルを獲得した過去を持つイタリア人指揮官は、19歳のFWが「さらに向上できると信じている」ともコメント。

「私は彼がとても若いときに指導していた」と言うと「私は500万ユーロでリヨンから彼を獲得したんだ。それはモナコのために実にいいことだったと思うね!」と微笑んだ。

 マルシャルは10代史上最高額となる約66億円でモナコからユナイテッドへ加入している。


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