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苦しむユベントス…アッレグリ「若手の起用には忍耐が必要」

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 セリエAは23日、第5節を各地で行った。5連覇を目指すユベントスはホームでフロジノーネと対戦し、1-1で引き分けた。20日に行われた前節の・ジェノア戦で今季初勝利を手にしていたユベントスだったが、2連勝はならなかった。

 試合後、ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督のコメントをイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。指揮官は「今はあまりにも痛い代償を払っている。けれど若い選手たちを起用しているときというのは忍耐が必要なんだ。彼らは試合のなかで経験不足の代償を払うことになるんだ」と語った。

 この日の一戦。後半5分にFWシモーネ・ザザのゴールで先制するも、後半アディショナルタイム2分にCKから同点弾を許しての引き分けとなった。

 アッレグリ監督は「最終的にCKから失点したのは残念ながら妥当だった。そもそもCKを与えてはいけなかったんだ。我々は90分にCKを手にしたのに、3秒でシュートした。あれは打ってはいけなかったんだ」と振り返った。

 苦境が続くユベントスは、MFサミ・ケディラにMFクラウディオ・マルキージオ、MFクワドゥオ・アサモア、DFマルティン・カセレスと故障者が続出しており、FWマリオ・マンジュキッチとFWアルバロ・モラタも故障で欠く状況へ追い込まれている。

 指揮官は「あのCKからの失点とは関係なく、私は終盤の我々が良くなかったとみている。このままでいれば、どこが相手でも勝てるが、どこが相手でも負ける不安定なチームのままだ」と警鐘を鳴らした。


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