beacon

憧れのユーベから歴史的ゴールを挙げたフロジノーネDF 「CL決勝も見に行った」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 23日に行われたセリエA第5節の試合で、フロジノーネは王者ユベントスのホームに乗り込んで1-1の引き分けに持ち込んだ。値千金の同点弾を記録したDFレオナルド・ブランシャールは、憧れのチームからゴールを奪うことができたと喜びをあらわにしている。

 今季スタートから低調なユベントスは、またしても勝ち点を失ってしまった。ここまで4戦全敗だった昇格組フロジノーネをホームに迎え、後半にFWシモーネ・ザザのゴールで先制しながらも、アディショナルタイムにCKからブランシャールの同点ヘッドを許した。

 27歳のCBブランシャールは、6月には1人のユーベファンとしてバルセロナとのチャンピオンズリーグ決勝を観戦に訪れていたようだ。試合後の同選手のコメントをイタリア『トゥットスポルト』が伝えている。

「2か月前にはベルリンに決勝を見に行った。僕はユーベの大ファンなんだ。ゴール裏でバイキング(サポーターグループ)と一緒に観戦していた。今日は本当に興奮したよ」

「最強のチームのひとつを相手に苦しい戦いだった。ゴールの場面ではラッキーだったけど、最初の勝ち点1を獲得できたのは士気が高まることだ。自分たちを信じて、相手を待ち構えて反撃するというやるべき戦いをすることができた」

 フロジノーネがセリエBに昇格する昨シーズン以前はキャリアのすべてを3部以下のリーグで戦ってきたブランシャール。セリエAデビューから4試合目での初ゴールはクラブにセリエAでの歴史的な初勝ち点をもたらすものでもあり、あらゆる意味で夢のようなゴールとなった。

●セリエA2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP