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ファン・ハールが与えた“ガイドライン”…独りで練習するGKバルデス

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 マンチェスター・ユナイテッドに所属するGKビクトル・バルデスが依然として厳しい状況に置かれているようだ。ルイス・ファン・ハール監督から課された“ガイドライン”により、主力選手たちから隔離されているという。英『ミラー』が報じている。

 2014年6月の契約満了に伴い、バルセロナを退団したバルデス。3月に右膝前十字靭帯断裂を負っていた影響で移籍先が見つからず、ユナイテッドで練習を重ね、怪我が癒えた2015年1月にユナイテッドと1年半の契約を結んだ。しかし、昨季はGKダビド・デ・ヘアの控えにとどまり、十分な出場機会を得ることはできなかった。

 そのような状況下、8月上旬にファン・ハール監督は「セカンドチームでプレーすることを拒否した」とバルデスをセカンドチームへ“追放”。事実上の戦力外通告を受けた守護神は今夏に移籍を模索。ベジクタシュへの移籍が浮上するも実現しなかった。

 そして現在、バルデスはこれまで体験したことのないような酷い待遇を受けているようだ。指揮官はバルデスの練習スケジュールに厳しいガイドラインを設け、主力選手とは違う時間帯に練習するよう厳命。主力組の練習が朝だった場合、バルデスは午後に独りで練習することを強要されており、主力組が昼に練習をする際は、昼以外の時間で練習するように言われているという。

 なお、ファン・ハール監督はバルデスに対し、2週間前にU-21やU-18の選手、アカデミーのGKコーチとともに自主練習をするように命じていたようだが、いずれも直接会話をしたわけではなく、スタッフを通じての“指令”だったようだ。


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