インテルを率いるロベルト・マンチーニ監督は、自分たちが挑戦者であると繰り返した。ローマ、ナポリ、ユベントスの3チームは、今でもインテルよりセリエAのタイトルに近いと主張している。

　インテルは27日に行われたフィオレンティーナ戦で敗れたものの、開幕からの5連勝で評判を高めた。ユベントスなどの優勝候補が出遅れたこともあり、セリエAのタイトルを狙えるのではないかとの期待も高まっている。その一方で、プレー面については非難の声も少なくなかった。

　マンチーニ監督は、周囲の声を気にしていない。イタリア『メッサジェーロ』に対して、このように語っている。

「我々が受けた賛辞はあまりに少ない。誰もが我々の最初の失敗を待ちわびていたようだ」

「チームの平均的なレベルは高くなっている。それほど強くないチームも、守ることだけでなく、チャンスをうかがっている。それは素晴らしいね。12、13節を消化したころに、もっと明確になっているだろう」

　ユベントスについては、次のように述べた。

「このようなネガティブなスタートは予想外だった。ただ、ピルロ、テベス、ビダルという3本柱を失った影響は考えられたことかもしれない。すぐに立ち直れば、スクデットレースに戻ってくるだろう。ローマとナポリととも争うだろう。我々は3位以内に入らなければいけない」

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