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バイエルンに5失点、MF香川「悔しいし、完敗」と嘆きながらも前向く

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[10.4 ブンデスリーガ第8節 バイエルン 5-1 ドルトムント]

 ブンデスリーガは4日、第8節2日目を行い、MF香川真司の所属する2位ドルトムントは開幕7連勝で首位を走るバイエルンと対戦し、1-5の完敗で今季初黒星を喫した。

 香川は4-3-1-2のトップ下で先発出場するも、得点に絡むことなく、後半8分にピッチを後にした。試合後の香川のコメントをブンデスリーガ公式サイトが伝えている。

「失点する時間帯が悪かったし、なかなか主導権が握れなかったので。相手がすごく良い時間帯に点を取ったと思う。こういう試合は本当に1つのミスだったり、失点する時間帯も含めて……あと一歩というところでやはり詰めきれなかったというのもあった。そういうところの個人の差を感じました」

 この日の一戦。前半25分にFWトーマス・ミュラーに先制点を奪われると、同34分にはPKを献上。これをミュラーに決められて0-2と差は開いた。同36分にFWピエール・エメリク・オーバメヤンのゴールで1点を返し、後半を迎える。反撃をみせたいドルトムントだったが、後半開始2分に3失点目。さらにその後も失点を重ねると、1-5の大敗となった。

 バイエルンとの差について問われた香川は「個人の差、(個々の)クオリティーはやっぱり高かった。ただ、そこで『どうやって戦うか』とすごく期待していたけれど、やはり彼らの方が明らかに力では上なのかなと思った」と完敗を認めた。

 開幕直後は好調ぶりをみせていたドルトムントだったが、ELを含んだ直近4試合は3分1敗と勝ちがない状況だ。ここでリーグは中断し、代表ウィークを迎える。

 日本代表MFは「切り替えなきゃいけない。代表を挟んで、またやらなきゃいけないですし。もちろん悔しい完敗ですけどリーグは続く。この悔しさを次につなげるために、また自分たちは練習していかなきゃいけないと思っているので切り替えてやっていきます」と前を向いた。


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