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苦境の監督を擁護するジエゴ・コスタ「彼がモウリーニョだから批判される」

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 チェルシーFWジエゴ・コスタは、今シーズンのスタート時にはコンディション調整がうまくいっていなかったと認めている。一方で、チームが不調な状況でもジョゼ・モウリーニョ監督を責めるべきではないと主張した。

 チェルシー加入1年目の昨シーズンはリーグ戦20ゴールを挙げてチームのプレミアリーグ優勝に大きく貢献したD・コスタだが、今季は6試合に出場してまだ1得点。第6節アーセナル戦での暴力行為で3試合の出場停止処分も受けてしまった。

 シーズンオフの休暇を終えてチームに戻った時点でのコンディションが、シーズン序盤戦に影響したと感じているようだ。イギリス複数メディアがD・コスタのコメントを伝えている。

「正直に言って、5週間か6週間前頃の僕はベストの状態じゃなかった。少なくともフィジカル面ではね。チームに戻ってきたとき、本来望まれるような状態じゃなかったんだ。少し体重オーバーだった。それがプレーに影響してしまった」

「自己中心的に監督を責めることもできるけど、僕はそうするつもりはない。100%自分に責任があることだし、ほかの選手たちも同じだ。今は必死に練習して、昨シーズンのレベルを取り戻すしかないよ」

 チェルシーは8試合を終えて16位とまさかの低迷を強いられ、モウリーニョ監督に批判が集まっているが、D・コスタは指揮官を擁護して次のように述べた。

「監督はいつも僕らに必要なサポートを与えてくれる。選手たちの間では、最高の監督だと言い合っているよ。うまくいかないときには、サポーターも含めた誰もが責めるべき相手を探そうとするものなんだ」

「選手たちが責められることもあるし、今回の場合は監督が責められている。おそらく、すごく良い監督だから批判されるのだろう。彼がモウリーニョだから批判されるんだと思う。僕がここに来て1年あまりで、チェルシーよりも負けるチームはたくさんあったけど、誰も監督を責めはしなかったからね」

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