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グアルディオラ続投を望むバイエルン、同時進行でアンチェロッティと接触か

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 バイエルンは、現在フリーのカルロ・アンチェロッティ氏にコンタクトを取ったという。ドイツ『シュポルト・ビルト』によると、バイエルンはジョゼップ・グアルディオラ現監督との契約延長に動きつつ、次善の策として水面化でアンチェロッティ氏と接触したと伝えている。

 2013年夏に3年契約でバイエルンの指揮官に就任したグアルディオラ監督。現行契約は2016年に満了することから、昨シーズンから去就に注目が集まっている。

 週明けにはカール・ハインツ・ルンメニゲCEOが「彼はバイエルンに残ってくれる。我々はとても楽観している」と語り、カタルーニャ出身指揮官の続投に手応えを感じている様子だった。

 だが、契約延長交渉がまとまらなかった場合のプランも考えているようだ。『シュポルト・ビルト』は、バイエルンが昨季いっぱいでレアル・マドリーを去り、現在休養中のアンチェロッティ氏と接触したと報じている。これによると、バイエルンの仲介人を務めるジョバンニ・ブランキーニ氏が1か月前ほどにアンチェロッティ氏にクラブの関心を伝えたという。

 それでも、バイエルンはグアルディオラ監督の契約延長を最優先に考えており、大幅な昇給を指揮官に提示して説得に掛かっている模様。「年内に彼と話し合う予定だ」と語るルンメニゲCEOが、同監督に年俸1000万ユーロを超える新契約を提示するとも伝えられている。

 グアルディオラ監督本人は、19日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・アーセナル戦に向けた会見で、「クラブとは話している。だが、我々はCLの試合をするためにここに来た」と多くは語らなかった。多数のビッグクラブに影響を及ぼすとされるこの人事は、ますます注目を集めそうだ。

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