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ついに中国へと進出 「バルセロナのDNAが詰まったスクールになる」

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 バルセロナ、さらに中国進出を強化―。FCBエスコーラ(FCバルセロナスクール)が中国・青島市に開校されることがクラブから発表された。

 バルセロナのスクールは、日本でも開校されている。だが今回、その野望はついに大きな可能性を秘める中国へと上陸した。

 発表会見には、バルセロナのジョルディ・メストレ副会長が出席。「バルサのDNAから形成されているスクールになる。サッカー選手になるための教育だけでなく人間教教育も行う」と抱負を述べた。

 青島氏は北京から550キロの位置にあり、900万人の人口を有する。バルセロナはこの大都市で、6歳から14歳のスクール生3000人を獲得することを目標としている。

 また、バルセロナと提携するヒュンダイ製薬のワン・ゼカイ会長は「青島のメッシと呼ばれるような、中国サッカー界の大スターを育成したい」と意気込みを語った。

 バルセロナはかつて中国でプレシーズンツアーを行うなど、市場開拓のチャンスを狙ってきた。今年に入り、中国企業とのスポンサー契約も結んだ。スクール開校はアジアの大国での人気拡大へ、さらなる追い風になるだろう。

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