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レアルにとってベニテスは4番目のチョイス? ペレスは来季、あの男を呼び戻すのか?

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 元会長の発言だけに、興味深い。かつてレアル・マドリーを率いたラモン・カルデロン氏は、フロレンティーノ・ペレス会長が来季、“スペシャル・ワン”を呼び戻す可能性もあると述べた。

 カルデロン氏は『beINスポーツ』のインタビューで、今季からマドリーを率いるラファエル・ベニテス監督はペレス会長が望んだ人物ではなく、夏にチェルシージョゼ・モウリーニョ監督らを招へいしようとしたと明かしている。当時は断られたそうだが、チェルシーの不振でモウリーニョ監督が解任の危機にある今、再び状況が変わるかもしれない。

「サッカーでは結果が重要だ。チェルシーは彼らにとって普通ではない状況にある。(ロマン・)アブラモビッチがどう思っているかは分からない。もしもモウリーニョがチェルシーにいなければ、ペレスは彼をマドリーに戻したがるだろう」

「ペレスは今季のためにモウリーニョを戻そうとした。だが、モウリーニョが望まなかった。それからペレスは(ヨアヒム・)レーブや(ユルゲン・)クロップを狙い、最後がベニテスだった。マドリーにとってベニテスは4番目の選択肢だったんだ。私は、ペレスは今でもモウリーニョを戻そうとしていると思う。彼は本当にモウリーニョが好きなんだ」

 マドリーの今季の出来次第では、モウリーニョ復帰の可能性を排除することはできない。カルデロン氏はそう続けている。

「モウリーニョがマドリーを率いた3年間の記録は最低だ。振る舞いも正しくなかった。だが、ペレスは常に彼を支えたんだ。(ティト・)ビラノバの目に指を突っ込んだあの悲しいエピソードを指して、『モウリーニョ、君の指は我々に道を示す』というバナーを掲げたことを覚えているだろう」

「だからこそ、モウリーニョがチェルシーにおらず、シーズンが終わるときにベニテスがうまくやっていなければ、私はモウリーニョがまたマドリーのベンチに座ると思う」


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