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2ゴールで3戦連発にも謙虚なロイス 監督は「ハマっている」と称賛

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 ブンデスリーガ第11節で、ドルトムントはブレーメンを3-1で下した。2得点のFWマルコ・ロイスは、自身のみならずチームのプレー内容に手応えを感じている。

 先制点を奪ったのはロイスだった。開始9分、相手GKが処理をミスした右クロスを、ファーサイドで叩き込んだ。

 前半のうちに追いつかれたが、勝ち越して折り返した試合で、またもロイスが仕事をする。72分、縦パスに走り込み、ボックス内からチーム3点目を蹴り込んだ。

 ボールを保持する時間が長かったが、決して楽勝ではなかったとロイスは語る。試合後、報道陣にこう話した。

「ものすごく難しかったよ。僕らは前半、我慢強くプレーして先制したけれど、プレーには必要とされるだけのスピードが伴っていなかった。プレーにもっと“パンチ”が必要で、もっとパスを回して相手を圧倒しようと、みんなで話し合った。見た目以上に難しい試合だったけれど、最終的には良いプレーができたよ」

 これで今節にフランクフルトと引き分けたバイエルンとの勝ち点差を5とした。だが、ロイスに焦る様子はない。

「2位につけていると1位が気になるものだけれど、まだバイエルンとの差はある。でも近づいてはいる。ブンデスリーガではすべてが早く変化し得る。僕らは、自分たちのことに集中しなければいけないんだ」

 ロイスはこれで3戦連続ゴール。トーマス・トゥヘル監督は、頼れる背番号11をこう称賛している。

「あまりうまくいかなかった時間帯も含めて、常に彼がいかに勤勉か分かったことと思う。マルコは常に自信を示していた。自分に何ができるか、彼には分かっているんだ。これほどうまくハマっているというのは、我々全員にとって素晴らしいことだね」

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