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リバプール戦でシュクルテルを踏んだD・コスタ、今回は処分回避か

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 チェルシーFWジエゴ・コスタは、ラフプレーに対するビデオ判定でまたしても出場停止処分を受ける可能性があると見られていたが、今回は処分を免れるのではないかとの見通しが伝えられている。

 先週土曜日に行われたプレミアリーグ第11節リバプール戦で、DFマルティン・シュクルテルがスライディングでD・コスタのボールを奪いに行った際、D・コスタは相手の足を踏む形となった。

 マーク・クラッテンバーグ主審はこの場面ではD・コスタを罰しなかったが、元審判のハワード・ウェブ氏が「明らかなレッドカードだと思う。FA(イングランドサッカー協会)が確認するだろう」と見解を述べるなど、ビデオ判定での処分の可能性も予想されていた。

 D・コスタは今季すでに、アーセナル戦でのDFローラン・コシールニーに対する暴力行為で3試合の出場停止処分を受けている。2度目となれば4試合の処分が下される可能性があったが、イギリス『テレグラフ』『デイリー・メール』などは同選手が今回は処分対象にならない模様だと伝えた。

 クラッテンバーグ主審は問題の場面を見ており、不可抗力だとしてその場で処分なしの判断を下したようだ。FAはこの場面について映像での判定を行うことを予定していないという。

 リバプールに1-3で敗れたチェルシーは早くも今季6敗目となり、今後2試合の結果次第でジョゼ・モウリーニョ監督の進退について決断が下されるとも報じられている。再びD・コスタを欠いての戦いとならないのであれば不幸中の幸いかもしれない。

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