レアル・マドリーに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、“ロナウド節”を炸裂させた。

「僕がサッカーの歴史に名を残したと、わざわざ言う必要はないだろう。僕はレジェンドだ。あらゆる数字がそれを物語っている。ここからさらに向上するというのはとてもタフなことだけど、僕は今の状態を維持したい。そしてそれこそがサッカー選手にとって最も難しいことだと思っている」

「自分の中では、自分が常にベストだ。他の人が何を思っていたり喋っていたりしても気にしない。あくまで一つの意見だし、他の意見についても尊重したい。おそらくあなたはメッシのほうが僕より優れていると言うかもしれない。だけど僕の中では、C・ロナウドはメッシよりも優れている。シンプルなことだ」

　これは、英『BBC』のスポーツエディターであるダン・ローン氏のインタビューに答えたもので、かつてプレーしたマンチェスター・ユナイテッドについても語っている。

「今の状態のマンチェスター・Uを見るのは辛いものがある。僕が愛したクラブだからね。もちろん、かつてのようなマンチェスター・Uの姿を見たいと思うよ。今シーズンのマンチェスター・Uは調子を上げてきている。だけど、まだまだ6、7年前のレベルに到達するためにはやるべきことがあると思う」

「戻る可能性があるかだって?それまで何度も言ってることだけど、未来は誰にもわからないんだ。現段階ではR・マドリーでの生活に満足しているけど、誰も将来についてなんてわからない。僕はいつもこう答えることにしている。だって本当にわからないからね。だけど今はR・マドリーで楽しくやっている。契約もまだ残っているしね」

　また、今季チェルシーで結果を残せていないかつての恩師、ジョゼ・モウリーニョ監督については次のように語った。

「驚きは感じない。サッカーではどんなことでも起こりえるからね。もちろん、僕は彼と2年一緒にやってきたわけだから、彼のポテンシャルについてはわかっている。彼だけじゃなく、チェルシー全体が難しい状況に立たされている。1人のポルトガル人として言えば、同郷の彼には常にトップレベルで活躍してもらいたい。彼にはこの苦難を乗り越えて、チェルシーのファンたちを喜ばせてあげてほしいと願っている」

　最後にスーパースターになる秘訣について意見した。

「ピッチ上で信じられないほど活躍することだ。だからこそ皆が僕に強い興味を持ってくれる。シンプルなことなんだよ。僕は優れているし、ハッピーだ。常にモチベーションに溢れている。しかもとてもプロフェッショナルだ――そういうふうに仕事をしたいと思っている」

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●リーガ・エスパニョーラ2015-16特集