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新潟S、終盤の電光石火の逆転劇で優勝へ可能性残す

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[11.5 Sリーグ第26節 ホーム・ユナイテッド1-2新潟S]

 シンガポールリーグは5日、各地で第26節を行った。アルビレックス新潟シンガポールは敵地でホーム・ユナイテッドと対戦し、2-1の逆転勝利をおさめた。勝ち点を42に伸ばした新潟Sは、2試合を残して首位ブルネイDPMMとの勝ち点差4と逆転優勝へわずかに可能性を残した。

 前節ヤングライオンズ戦では最後までゴールを奪えず痛恨の敗戦を喫した新潟S。優勝のためにも残りの3試合を全勝で終えたい。立ち上がりから攻め込んだ新潟Sは前半19分、MF木暮郁哉がFKから直接ゴールを狙うも左ポストを叩いた。

 一進一退の攻防が続く中、新潟Sは先制点を許してしまう。前半28分、ホーム・Uに左右に振られ、最後は左クロスからファーサイドでダイビングヘッドを決められ、1-0。前半を1点ビハインドで折り返した。

 同点に追いつきたい新潟Sは後半開始から積極的に攻勢に出るもなかなかホーム・Uの守備を崩すことができない。それでも同31分に待望の同点ゴールが生まれる。ゴール正面から木暮が放った無回転FKはやや距離があったが左ポストを叩き、跳ね返りをDF藤原賢土が押し込んで1-1。2年目・藤原の公式戦初ゴールで新潟Sが試合を振り出しに戻した。

 これで勢いに乗った新潟Sは同点から4分後の後半35分、MF稲葉旬がDFラインの裏へスルーパスを送ると、これに反応したFW河田篤秀が右足アウトサイドで相手GKの脇を抜いて、2-1と逆転に成功する。その後は反撃を受けるもゼロに抑えて逃げ切り、リーグ初制覇にわずかに可能性を残した。なお、次節は13日にホームで行われ、タンピネス・ローバーズと対戦する。

(提供 アルビレックス新潟シンガポール)

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