ユベントスのジュゼッペ・マロッタCEOは、ニューヨーク・シティMFアンドレア・ピルロがインテルに移籍することはないとみているようだ。

　イタリアメディアは、インテルのロベルト・マンチーニ監督がピルロに復帰を持ちかけていると報じた。マンチーニ監督は接触を否定したが、ピルロが「普通の選手ではない」とも述べ、関心を抱いていることをほのめかしている。

　かつてインテルに在籍したものの、出場機会を得られずに去ったピルロは、その後ミランでブレイク。以降のキャリアは周知のとおりだ。そのピルロがインテルに復帰するとなれば、ミランや昨季まで彼が在籍したユヴェントスにとっては、複雑な心境かもしれない。

　しかし、マロッタCEOはピルロがインテルに行くことはないとの見解を示した。イタリアメディアがコメントを伝えている。

「私はアンドレアのことを知っている。彼がとても真面目であり、我々のクラブカラーと深い絆にあることも知っている。だから、仮にそういうオファーがあったとしても、彼が受けることはないだろうと確信しているよ」

　一方で、マロッタCEOはスクデット5連覇の夢も諦めていないと強調しつつ、マッシミリアーノ・アッレグリ監督にチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を求めている。

「3位以内に入り、最低でもCL出場権を獲得しなければいけない。それが最低限の目標だ。そのうえで、最大を目指すのがユヴェントスのDNAであり歴史だ。スクデット? 我々はまだ希望を持っている。ただ、近年で最も強いライバルたちがおり、困難があることも自覚しているよ」

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