元マンチェスター・ユナイテッドのギャリー・ネビル氏は、レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドの再獲得の可能性も取りざたされる古巣に対し、それよりもマドリーMFガレス・ベイルを獲得した方が良いとアドバイスしている。

　2003年から2009年まで6年間をユナイテッドで過ごしたC・ロナウドは、パリSGやチェルシーなどへの移籍の可能性に加えて、古巣復帰の噂も絶えることがない。最近も、現役引退までマドリーでプレーするとは限らないことを示唆する意味深な発言などが話題となっている。

　だがユナイテッドでチームメートだったG・ネビル氏は、C・ロナウドの古巣復帰の可能性について次のように語った。イギリス『ミラー』が伝えている。

「クリスティアーノにとって、戻ってくることがそれほど良いことなのかどうかは分からない。感情的には戻ってこいと言いたいが、ニューカッスルが元選手たちを監督として復帰させるようになったことを覚えているだろうか?」

「それからリバプールもそういうことをやり始めた。『そういうクラブになろうとするのはやめよう』と思ったよ。そういうふうに過去にとらわれたいとは思わないね」

　C・ロナウドに現役引退の場所を提供するよりも、マドリーから選手を獲得するならベイルの方が良いとG・ネビル氏は主張した。

「それよりもガレス・ベイルを獲得してほしいね。決してクリスティアーノへの敬意を欠くつもりはない。彼は私が一緒にプレーした中で、おそらく最も才能ある選手だと思っているよ。一緒にプレーした中で最高の選手ではなくとも、最も才能ある選手だ」

「だが、最後の時期を過ごすために戻ってくるのは…彼も以前とは同じではないだろう。チームにとっても同じにはならないはずだ。感情の問題ということになるだろうけど、感情面とスポーツ面が必ずしも一致するとは限らないよ」

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