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新星アリの活躍を称賛するホジソン 「ほぼ非の打ち所のないパフォーマンスだった」

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 イングランド代表のロイ・ホジソン監督は、17日に行われたフランス代表との国際親善試合(2-0)で活躍したMFデレ・アリを絶賛している。

 この試合で代表初先発に起用された19歳のアリは、前半に強烈なミドルでトッテナムのチームメートであるGKウーゴ・ロリスを破って先制点。ラヒーム・スターリングのクロスからウェイン・ルーニーがボレーを決めた2点目の場面でも、スターリングを抜け出させる絶妙なスルーパスを供給した。

 ホジソン監督は見事な活躍を見せた新鋭を称賛し、試合後に次のようにコメントしている。イギリス『スカイ・スポーツ』などが伝えた。

「ほとんど非の打ち所のないパフォーマンスだったよ。彼はトップクラス以外の何物でもないと思っていたが、あの年齢でこれまでの経験もないのに今夜のようなパフォーマンスを見せるのは本当に素晴らしいことだ。大きな称賛を受けることになると思うが、それだけの資格があるよ」

「驚いてはいない。こういうプレーができると思わなければ呼ぶこともなかっただろうからね。まだ19歳だということは忘れてはならない。これまで何試合か出場しただけで、今日は初先発だったが、あまり怖気づくことなく試合を学んでくれれば素晴らしいことだ」

 4日前のスペイン戦では昨年のワールドカップ以来となる黒星を喫し、来年のEUROに向けて不安も感じさせたイングランドだが、フランス戦ではチーム全体の戦いぶりも上々だったとホジソン監督は満足している様子だ。

「チームは非常に良いプレーをしてくれたと思う。前半は、ウェンブリーでこれだけ良い戦いができたのはかなり久しぶりだったと思う。堂々と、落ちついてプレーすることができた。素晴らしい動きや素晴らしいパスで、ボールを持つと常に相手の脅威になっていた」

「ボールを持っていないときには良い守備ができていたと思う。この2試合で、見たいと思っていたものを見ることができた。今日は違うタイプの相手だったが、選手たちは非常にうまく対処してくれたね」

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