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ドルトムント移籍を望んでいたデ・ブルイネ 「クロップと合意していたけど…」

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 マンチェスター・シティMFケビン・デ・ブライネは、2013年にチェルシーからドルトムントへの移籍に近づき、ユルゲン・クロップ監督と合意に達していたとも明かしている。

 2012-13シーズンにはチェルシーからブレーメンにレンタルされて活躍を見せたデ・ブルイネ。一旦チェルシーに戻った同選手の獲得を、当時ドルトムント指揮官だったクロップ監督が熱望していたようだ。

 シティは21日にプレミアリーグ第13節の試合でリバプールと対戦。現在はリバプールを率いるクロップ監督との激突を前に、デ・ブルイネはイギリス『テレグラフ』に次のように語った。

「(クロップと)個人的に合意していたんだ。クラブ(チェルシー)に、行きたいと頼んだよ。当時ドルトムントに良い印象を持っていたからね。僕はドイツで良いプレーができていたし、(マリオ・)ゲッツェがバイエルン・ミュンヘンに行ったから、本当に欲しいと思われていたんだ」

「クロップから電話があって、『君がナンバーワンになる』と言われたよ。ブンデスリーガで2位にいて、チャンピオンズリーグ決勝にも進んだチームでね」

 ジョゼ・モウリーニョ監督の説得を受けたデ・ブルイネは、結局チェルシーに残留することを選んだ。

「そのときは、(ドルトムント移籍が)良い決断だと思ったよ。だが監督から、『残るべきだ。そうすればここでチャンスを得られる』と言われたんだ。それを受け入れて進んでいくことにしたよ」

 だがチェルシーで十分な出場機会を得られることはなく、半年後にボルフスブルクへと移籍。ドイツでさらなる活躍を見せた1年半を経て、今年夏にシティへ移籍することになった。

 かつて誘いを受けたクロップ監督との対戦に向けて、現在のリバプールにはドルトムントを彷彿とさせる部分が感じられるとデ・ブルイネは語る。

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