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「まるで水球」 ローマ監督“怒” 水たまりピッチでPK3発

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[11.21 セリエA第13節 ボローニャ2-2ローマ]

 セリエAは21日、第13節を行った。ボローニャのホームスタジアムであるスタディオ・レナート・ダッラーラで行われたボローニャローマの一戦は、2-2の痛み分けに終わったが、ピッチ上に水が浮き、PKで3点が入った一戦に、ローマのルディ・ガルシア監督が怒りをぶちまけている。

 試合は前半14分にボローニャが先制。ただ、後半に入るとローマがMFミラレム・ピャニッチのPKで同点。同27分にはFWエディン・ジェコがPKを決めて、逆転に成功。しかし同42分、ボローニャがこの試合、両チーム合わせて3度目のPKを獲得。ロベルト・ドナドーニ監督に交代後負けなしを続けるボローニャがドローに持ち込んだ。

 ただ試合中、激しさを増した雨が最悪の状況を作り出した。ゴール前の攻防で水しぶきが上がるなど、お互いにボールコントロールもままならない状態だった。

 『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ガルシア監督は「サッカーの試合ではなかった。お互いリスクを冒さないためにボールを放り込むだけ。まるで足を使った水球のようだった。我々は延期を求めていた。怪我人が出なかったことが唯一の救いだ」と」と怒りを露わにしている。

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