beacon

首位陥落のインテル、マンチーニ監督「佑都は些細なファウルで退場に」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[11.30 セリエA第14節 ナポリ2-1インテル]

 セリエAは11月30日、第14節を行った。日本代表DF長友佑都の所属する首位インテルは、敵地で2位ナポリと首位攻防戦を戦い、1-2で敗れた。長友は左SBで先発。しかし、前半44分にこの日2枚目の警告を受けて退場処分となった。数的不利に陥ると直接対決に敗れたインテルは首位の座を明け渡している。

 試合後、インテルのロベルト・マンチーニ監督のコメントをクラブ公式サイトが伝えている。指揮官は「佑都は些細なファウルで退場になった。11人対11人だったら、我々は負けていなかった。勝っていたかもしれない。我々は良い試合をしていたからね」と振り返った。

 前半35分にFWカジェホンへのファウルで警告を受けていた長友は、同44分に左サイドライン際でスライディングした際に勢い余ってMFアレンの足を払ってしまい、2枚目の警告を受けると退場となった。

 マンチーニ監督は「最初の警告ではカジェホンがシミュレーションをしたのは明らかだった」とキッパリ言いつつも、「2枚目の長友は軽率だった」と見解を述べている。

「私から見て、大事だったのは常にプレーをしていたことだ。前半もね。非常にオープンな試合だった。それが不当な退場により変わったんだ。レイナとイグアインは見事だったね。これがサッカーだ。リーグトップと戦い、2人が素晴らしい活躍をしたら、こういった結果になることは恥ではない。こちらは不運があり、むこうには幸運があった」

●欧州組完全ガイド
●セリエA2015-16特集

TOP