beacon

「ロッカールームの静寂がつらかった」CLショック払拭できず…マンUは公式戦連敗

このエントリーをはてなブックマークに追加

[12.12 プレミアリーグ第16節 ボーンマス2-1マンチェスター・U]

 プレミアリーグは12日、第16節を行い、マンチェスター・ユナイテッドは敵地でボーンマスと対戦し、1-2で敗れた。10月4日の第8節アーセナル戦以来、約2か月ぶりの黒星で、グループリーグ敗退が決まった8日の欧州CLボルフスブルク戦(2-3)に続いて公式戦2連敗を喫した。

 これで公式戦5試合勝利なし(3分2敗)。欧州CL敗退決定から中3日で迎えたリーグ戦でも勝利から見放され、選手たちは一様にショックを隠せなかった。「ロッカールームでの静寂がつらかった」。試合後の様子を語ったルイス・ファン・ハール監督は、チームが置かれている状況が厳しいものであることを認めた。クラブの公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。

「もちろん選手たちに話はしたが、時間が必要だ。(次節19日の)ノリッジ戦に向けて練習し、勝たないといけない。それがチームの目標だが、連敗すれば、より難しくなる。試合を落とすには非常に良くない時期だった。それでも再び顔を上げ、自分たちの力を信じることが大事だ。いつものように、次の試合に向けて準備をしないといけない」

 前半2分にCKから先制を許したユナイテッドだが、同24分にMFマルアン・フェライニのゴールで同点に追いつく。ところが、後半9分、再びCKから2失点目を喫し、1-2で敗れた。

「試合開始早々に失点したが、同点ゴールを決め、2点目のチャンスもつくれた。前半に追加点を挙げることはできなかったが、選手も我々も後半にゴールを決めて勝てると感じていた。しかし後半、相手にセットプレーからゴールを許してしまった」

 そう試合を振り返るファン・ハール監督は「これは選手、監督としても受け入れられない。だが、起こってしまったことだ。今日のような展開の試合では、たいてい2点目を決めたチームが勝者となる」と、追加点を決められなかったことを悔やんだ。

●プレミアリーグ2015-16特集

TOP