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ミハイロビッチ、本田放出を否定 「このプレーなら常に出場機会がある」

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 ミランシニシャ・ミハイロビッチ監督が20日、MF本田圭佑を1月のマーケットで放出することはないと述べた。指揮官は同日の試合でのパフォーマンスに満足しているようだ。

 ミランは20日のセリエA第17節で、フロジノーネに敵地で4-2と勝利した。先制されて前半を終えたが、後半の早い時間帯に本田のアシストから追いつき、3試合ぶりにリーグ戦で白星を取り戻している。

 本田について、ミハイロビッチ監督は試合後、次のように述べた。ミラン専門サイト『milannews.it』が伝えている。

「彼が売りに出されたことはなかった。本田が気にすべきは、良いプレーをすることだけだ。こういうプレーなら、常にプレーする。ただ、チャンスを無駄にすれば、自分の番を待たなければいけない」

「彼はずっと良い練習をしてきた。今日は良かったね。彼は重要な選手だ。継続性がなかった。このまま続ければ、問題はない」

 一方で、ミハイロビッチ監督は試合について、次のようにコメントしている。

「素晴らしい試合をした。先制するチャンスもあったが、それは決められなかったね。もっとチャンスをうまく生かすべきだった。(ハーフタイムに)選手たちには冷静にプレーを続け、もっと闘志を出せと伝えたよ。後半はうまくやって、勝利にふさわしかった」

 コッパ・イタリア5回戦のサンプドリア戦や、この日のフロジノーネ戦に進退が懸かっているとも言われていたミハイロビッチ監督。だが、指揮官はシーズン途中からの成績は悪くないと強調した。

「ナポリ戦で手痛い黒星を喫してからは、まずまずの道のりだ。公式戦12試合で7勝4分け1敗。確かに、(エラス・)ヴェローナ戦やカルピ戦のように、勝たなければいけなかった試合、勝利に値した試合もあった。でも、取り戻すための時間はまだあるんだ」

「仕事をしていき、負傷者が戻ってくれば、我々には改善の余地がたくさんある。我々は大きく満足することができるんだ。大事なのは、自信を持つこと。チームはまとまっている。それを示した。落ち着いてクリスマスを過ごそう」


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