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ベニテス解任の可能性に明言を避けるマルセロ 「何かを変えてうまく行くこともあるが…」

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 3日に行われたリーガエスパニョーラ第18節の試合で、レアル・マドリーはアウェーでバレンシアと対戦して2-2の引き分けに終わった。DFマルセロは試合を振り返るとともに、解任の可能性が騒がれるラファエル・ベニテス監督の状況についてもコメントしている。

 1試合を多く残しているバルセロナがドローに終わったことで、暫定的ながら宿敵と勝ち点で並ぶチャンスを迎えていたマドリーだが、結果は勝ち点1止まり。首位アトレティコ・マドリーと4ポイント差、バルセロナと2ポイント差での3位にとどまっている。

 マルセロが試合後に次のようにコメントしたとして、スペイン『アス』などが伝えた。

「チャンスを生かさなければならないということは分かっていて、勝つつもりで戦った。言い訳をするつもりはないよ。ファンはマドリーが勝つところを見たがっていて、僕らはとにかく勝つことを目指している。結果を改善しなければならないね」

「先制後に気が緩んだというわけではないと思う。試合では相手チームもプレーしているものだからね。このリーグは世界で一番競争の激しいリーグだよ」

 ベニテス監督へのプレッシャーは強まる一方だが、マルセロは監督交代の可能性について明確な立場を取ることを避けている。

「キャプテンの一人として僕から言えるのは、僕らは監督とともにいるということだ。でも、決定を下すのは僕ら選手たちじゃない。そういう質問は会長にするべきだよ。僕らはただ勝つつもりで戦っただけだ」

「分からないけど、実際のところ難しいものだよ。何かを変えてうまく行くこともあり得るし、変えないでうまく行くこともあり得るからね。僕らはイメージを変えなければならない。そのためには勝たなければならないんだ」

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