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またも現役ブラジル代表が中国へ R・アウグストの北京国安入りが間近に

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 選手・監督ともにビッグネームの加入が相次ぐ中国リーグに、またも現役ブラジル代表が参戦することになりそうだ。コリンチャンスMFレナト・アウグストが、同リーグの北京国安から「ノーとは言えない」オファーを受けたことを認めている。

 R・アウグストは昨季、コリンチャンスの一員として国内リーグを制し、昨年秋にはブラジル代表に復帰するなど充実したシーズンを送った。オフに入ると国外への移籍報道が浮上し、レヴァークーゼンで4年半を過ごした経歴から、ブンデスリーガへの復帰の可能性が報じられていたところだった。

 そのとおりに、シャルケからオファーが届いていたが、これを断り、北京国安に向かう決断を下したという。ブラジル『ESPN』のインタビューで、理由について次のように語った。

「最初は中国に移籍するつもりはなかった。だけど、選手がお金を稼ぐための時間は10年しかない。そして、このようなオファーが届いたんだ。子どもや孫の将来のことまで思ってしまうね。もちろん考えさせられたよ。僕のように負傷が多い選手は、特にそうだね。北京国安からのオファーは、ノーとは言えないものだった」

 先日ドイツ『ビルト』が伝えたところでは、R・アウグストがシャルケからのオファーを断った主な理由はやはり、北京国安の年俸だった。クラブが提示したのは900万ユーロ(約11億5000万円)という、非常に魅力的なものだったと伝えられており、間もなく正式発表となりそうだ。

 北京国安は先日、元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏の招へいに迫っていると報じられたばかり。大金を費やし、激戦のリーグで台頭しようとする狙いがあるとみられる。
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