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ジダンに下積みを勧めていたフランス連盟会長 「ボルドーのような小さなクラブから…」

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 フランスサッカー連盟(FFF)のノエル・ル・グラエ会長が、レアル・マドリーの指揮を執り始めたジネディーヌ・ジダン監督について語った。同会長は、もっと小さなクラブで下積みを経験した方がよいと考えていたという。

 年明けに解任されたラファエル・ベニテス前監督の後任となったジダン監督は、まずまずのスタートを切っている。ただル・グラエ会長は、徐々にステップアップすることを提案していたそうだ。フランス『フランス・フットボール』のインタビューでのコメントを、スペイン『マルカ』が伝えている。

「レアル・マドリーの指揮を執るのは間違いなく、簡単なことではない。世界トップクラスの選手を指導できるのは、良いことかもしれないが…。私は3、4年前、(ジダン監督が現役時代にプレーした)ボルドーのような小さなクラブから、順に経験を積んだらどうか、とアドバイスしたことがあるんだ」

 就任後、無敗を維持するジダン監督は周囲の多くの支持を得ている。ル・グラエ会長もそれを感じ取り、決断は正しかったと考えているようだ。

「ジダンはレアル・マドリーの指揮を執るチャンスに魅力を感じたんだ。ボルドーに来なかったのは正解だった。彼はレアル・マドリーで幸せを感じているよ」

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